アクセスカウンタ論もどき

リロードするとそのまま数字が上がっちゃうカウンタを使うのは「ずるい」とか「不当」とか思ってる人が結構いるらしい。同一人物のアクセスによってカウンタの数字が増えることは、どうやら悪いことであるようだ。だったら、だったらよ。昨日の私のアクセスと、今日の私のアクセスは、同じものなんだけど。どちらも同じ私のアクセス。ちゃんと今日の私のアクセス、カウントしないようにしてますか? ところが、多くの人が、日付が変われば別のアクセスとしてカウントしていいって言うんだよなぁ。それっておかしいんじゃないの? 同じ日の同一人物のアクセスは二重カウントしちゃいけないけど、違う日ならしていいというのは矛盾している。よく「正確な訪問者数が知りたいから二重カウントを防止する」って言う管理人さんがいるけど、違う日の同一人物を二重カウントしていて、正確な訪問者数がわかるんだろうか。昨日の私と今日の私は別人なのだろうか?

逆に、同じ日に同一人物のアクセスをカウントすることは、不当にカウンタの数字を増やすことなんだろうか。私はそうは思わない。同じ人が何度もアクセスするのは、何度も見たくなるからだ。「昨日見たくなって、今日も見たくなって、計2回アクセス」と「朝見たくなって、その日の夜また見たくなって、計2回アクセス」に何の違いがあるというのだ。どちらも見たいからアクセスしているということに変わりはないじゃないか。同じ日のアクセスだけ中途半端にカウントしないくらいなら、どちらも同じようにカウントしちゃったほうが、筋が通ってていいんじゃないかな。

追記(2004.3.20)

 間違ったことを言っているとは思いません。今でも基本的な考えは変わりませんね。ただ、カウンタを回すことだけを目的としてリロードを繰り返す人がときどきいるので、リロードしても増えないカウンタを使う意味はわかります。特にキリ番制度をやっているサイトの場合は。

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