カップアイスのスプーンに関する考察

カップアイスについてくる木製の無料スプーンについて。最近、スーパーの買い物袋や弁当の割り箸有料化の動きがあるが、カップアイスのスプーンだけは、なぜか有料化される様子はない。それどころか、昔からこのスプーンというものは『ご自由にお取りくださいシステム』を採用していて、ここ数十年そのスタイルは変わっていない。

私は、この世界も改革されるべきだと思う。決して、私がしょっちゅうこのスプーンを取り忘れるので腹を立てているわけではない。

まず、環境によくない。このスプーンはたいてい木で作られており、燃やすと二酸化炭素が発生する。それから、経済的でない。これをつくるのにはそれなりにコストがかかっているはずなのに、無料で好きなだけ持ってけーって感じである。包み紙にときどきメーカーが書いてあるが、宣伝効果はほとんどゼロ。これは、コストの無駄ではないのか。

カップアイス用スプーンの『ご自由にお取りくださいシステム』はやめるべきだ。

しかし、スプーンがなければ、アイスを食べることができない。家庭にはスプーンがあるだろうが、外で食べようというときには不便だ。やはりスプーンの提供は必要である。それでは、どうすればいいのか。

私が提案するのは、『カップのフタがスプーンになりますシステム』。カップアイスには、必ずと言っていいほど“フタ”がある。このフタを、スプーンとして活用すればいいのである。折り曲げてスプーンとか、切り取ってスプーンとか、アイデアはいくらでもあるだろう。どうせ何もしなければ、フタはただ捨てられるだけなんだし。スプーンを取り忘れて「食べられない〜(T_T)」なんてこともなくなる。

追記(2004.3.20)

 まぁなんつーか、くだらんことを。

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